どうしても胡散臭いMLM | めざせ金持ち父さん!

どうしても胡散臭いMLM

何をどう引き合いに出して沢山の理由付けをしようが、

どんなに製品の良さを科学的・論理的に述べようが、

けっして正当化されることのないMLM商法


それはMLM=マルチ商法であるが故の宿命なのです。

私が今回出会ったMNT社(略称)のMLM商品は、MNT社の抱える多くの科学者たちが最新の研究によって生み出したものとされています。そして、かなり多くの科学的データを開示し、またマーケティングについても会社の発行したカタログ資料以外はMNT社の商標使用を禁じるなど、相当こだわったマーケティング規制をしいています。

私の友人に、日本でも有数のヒトゲノム研究科学者(もちろんノーベル賞の田中さんほどではありませんが・・)がいます。こんな私でも、一人くらいはこういう友人がいるのです。

今回MNT社のマーケティングに参加するにあたり、この科学者にMNT社の製品とその科学的理論について尋ねてみました。それは最新の科学が生み出した製品ですから、当然絶賛して応援してくれるものと信じていました。
が、その返事は思いがけないものでした。

一つの薬品なりサプリメントなりについて「効く」ということを科学的に証明することは相当大変な作業だと言うのです。「効果の判定」に影響を及ぼしそうなことを全て厳密にコントロールして初めて得られるものだと言うのです。

そういう意味からすると、所謂、サプリメントと称されるものは全て胡散臭いことになってしまいます。

その上、MLMは口コミです。
製品の科学的効能を、素人のユーザーが口コミで科学的に伝えることなど100%不可能。MLMという手段をとる会社は、それを承知の上で、敢えてそういう手段をとっていると言うと言い過ぎでしょうか?
でも結局、そこがMLMの胡散臭さの根本。
つまり「MLMは宗教のようなものだ」と言われる所以がそこにあると思います。

これは、サプリメントに限ったことではなく、電気製品でも家具でも・・・
MLMというマーケティング手段をとる以上、同じ事だと思うのです。

そして私は何が言いたいかと申しますと、

①製品の良し悪しに関わらず、MLMとはそうした宿命を背負ったものなので、そのことを理解した上で人に勧めるべきだということ

②そんな宿命を背負っていても、少なくとも自分は、できるだけ科学的データを開示しているMLMを選びたいと思ってMNT社を選んだつもり


ということなのです。

あるMLMでは、モチベーションアップセミナーですっかり洗脳されてしまったディストリビューターが、もう自分は人生の成功者だとでもいうような気分に浸ってしまい、MLMに入らない奴を敗北者のように愚弄する光景を見たこともありますが、それは大変な間違いを犯していると思うのです。

私もMLMの世界に足を踏み入れた以上、
どんなに商品に愛着があっても、MLMは所詮アンダーグラウンドの世界だということを肝に銘じていたいと思っているのです。

・・・でも、そんなことで勧誘できるんだろうか・・・?クゥーー